イベントID 1102(監査ログがクリアされた)が出たときの対応

イベントID 1102 は、Windowsのセキュリティ監査ログが消去されるたびに記録されます。ログを消す作業は管理上の理由でも行われますが、記録を消す行為は攻撃の痕跡隠しでも使われます。誰が・いつ消したかを確認します。

どこで確認するか

イベントビューアー →「Windows ログ」→「セキュリティ」で、イベントID 1102 を絞り込みます。ログを消去しても、消去したという記録が新しいログの先頭に残ります。

確認する項目

対応の流れ

  1. 作業の予定や申請と照らし合わせ、正当な操作か確認する。
  2. 心当たりがなければ、そのアカウントの直前のサインイン(4624)と特権の割り当て(4672)を調べる。
  3. 必要なら、ログを外部の保管先(ログ収集サーバーなど)に転送しておく運用を検討する。

PowerShell で絞り込む

直近1日の、このイベントを取り出すコマンドの例です。Get-WinEvent の -FilterHashtable を使います。

Get-WinEvent -FilterHashtable @{ LogName = 'Security'; Id = 1102; StartTime = (Get-Date).AddDays(-1) } |
  Select-Object TimeCreated, Id, Message

セキュリティログの読み取りには、管理者権限が必要な場合があります。期間は、AddDays(-1) の数字で変えられます。複数台のログは、各コンピューターで実行するか、ログ収集の仕組みで集めます。

よくある質問

ログの上限に達して古いものが上書きされた場合も出ますか?

上書き(古いログから順に消える)は、手動でのクリアとは別の動作です。このイベントは、ログがクリアされたときの記録です。

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出典・参考

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確認日: 2026-10-28 掲載内容について