イベントID 4616(システム時刻が変更された)の見方
イベントID 4616 は、システムの時刻が変更されるたびに記録されます。公式資料では、「監査のセキュリティ状態の変更」のサブカテゴリの設定にかかわらず、常に記録されるとされています。Subject の Security ID が LOCAL SERVICE のものは、通常の時刻補正の動作とされています。
どこで確認するか
イベントビューアー →「Windows ログ」→「セキュリティ」で、イベントID 4616 を絞り込みます。
見る項目
- Subject:時刻を変更したアカウント
- Previous Time / New Time:変更の前後の時刻
- Process Information:変更したプロセス
確認の流れ
- LOCAL SERVICE による小さな変更は、時刻の自動補正なので、通常は気にしなくてよい。
- 人のアカウントが、大きく時刻を変えている場合は、変更の理由を確認する。時刻が変わると、ログの時系列や、証明書・Kerberos認証に影響することがある。
- 心当たりがない変更は、4624(ログオン)や 4672(特権の割り当て)と合わせて調べる。
PowerShell で絞り込む
直近1日の、このイベントを取り出すコマンドの例です。Get-WinEvent の -FilterHashtable を使います。
Get-WinEvent -FilterHashtable @{ LogName = 'Security'; Id = 4616; StartTime = (Get-Date).AddDays(-1) } |
Select-Object TimeCreated, Id, Messageセキュリティログの読み取りには、管理者権限が必要な場合があります。期間は、AddDays(-1) の数字で変えられます。複数台のログは、各コンピューターで実行するか、ログ収集の仕組みで集めます。
よくある質問
時刻がずれるとどうなりますか?
ドメインの認証(Kerberos)は、時刻のずれに敏感です。ログの時刻が合わないと、調査もしにくくなります。時刻の同期の設定を確認してください。
あわせて読みたい
出典・参考
社内のログ監視や、アカウント管理の見直しでお困りなら、社内IT 自己診断で、抜け漏れを点検できます。
確認日: 2026-10-28 掲載内容について