イベントID 4740(アカウントがロックアウト)の原因元の探し方
イベントID 4740 は、ユーザーアカウントがロックアウトされるたびに記録されます。ドメインのアカウントなら、ドメインコントローラーに残ります。「Caller Computer Name」に、ロックの原因になった認証要求の送信元コンピューター名が入ります。
どこで確認するか
ドメインコントローラーのイベントビューアー →「Windows ログ」→「セキュリティ」で、イベントID 4740 を絞り込みます。
見る項目
- Account That Was Locked Out の Account Name:ロックされたアカウント
- Additional Information の Caller Computer Name:ロック元になったコンピューター名
よくある原因
- 変更前の古いパスワードを保存したままのPC・スマホ・メールアプリ
- 古い資格情報を使い続けるタスク・サービス・マップしたドライブ
- 総当たり攻撃(短時間に多くのアカウントが続けてロックされる)
手順
- 4740 の Caller Computer Name を確認する。
- そのコンピューターで、保存されている古い資格情報(資格情報マネージャー、サービス、タスク)を見直す。
- 同じ時間帯に、そのコンピューターで 4625 が出ていないか確認し、失敗理由を調べる。
PowerShell で絞り込む
直近1日の、このイベントを取り出すコマンドの例です。Get-WinEvent の -FilterHashtable を使います。
Get-WinEvent -FilterHashtable @{ LogName = 'Security'; Id = 4740; StartTime = (Get-Date).AddDays(-1) } |
Select-Object TimeCreated, Id, Messageセキュリティログの読み取りには、管理者権限が必要な場合があります。期間は、AddDays(-1) の数字で変えられます。複数台のログは、各コンピューターで実行するか、ログ収集の仕組みで集めます。
よくある質問
ロックアウトされるまでの失敗回数や時間は?
グループポリシー(アカウントロックアウトのポリシー)で決まります。組織ごとに設定が違うため、自社の設定値を確認してください。
あわせて読みたい
- 4625アカウントのログオンに失敗した記録。失敗の理由は「状態」「サブ状態」のコードで分かる。
- 4776ドメインコントローラーがNTLM認証の資格情報を検証した記録。エラーコードが 0x0 以外なら失敗。
出典・参考
社内のログ監視や、アカウント管理の見直しでお困りなら、社内IT 自己診断で、抜け漏れを点検できます。
確認日: 2026-10-28 掲載内容について