イベントID 4778(セッションがウィンドウステーションに再接続された)の見方
イベントID 4778 は、ユーザーがターミナルサービス(リモートデスクトップ)の既存セッションに再接続したとき、または、ユーザーの簡易切り替え(Fast User Switching)で既存のデスクトップに切り替えたときに記録されます。Hyper-V の拡張セッションに再接続したときにも記録されます。
どこで確認するか
イベントビューアー →「Windows ログ」→「セキュリティ」で、イベントID 4778 を絞り込みます。必要なサーバーの役割はありません。サブカテゴリは「その他のログオン/ログオフ イベントの監査」(Audit Other Logon/Logoff Events)です。
見る項目
- Account Name・Account Domain:セッションに再接続したアカウントの名前とドメイン(またはコンピューター名)
- Logon ID:16進数の値。4624 など、同じ Logon ID を持つ近い時刻のイベントとの突き合わせに使える
- Session Name:再接続したセッションの名前。RDP の場合は RDP-Tcp#N の形式、簡易切り替えの場合は Console
- Client Name:再接続したコンピューター名(コンソールセッションでは Unknown)
- Client Address:再接続したコンピューターのIPアドレス(コンソールセッションでは LOCAL。::1 や 127.0.0.1 は localhost)
公式資料が挙げる監視の考え方
- 高い権限のアカウントなど、操作を一つずつ監視したいアカウントがある場合は、Account Name で絞り込む。
- 勤務時間外の利用など、異常な使われ方を検出したい場合は、Account Name と他の情報を組み合わせて確認する。
- 使われるはずのないアカウント(無効・ゲストなど)が対象になっていないか確認する。
PowerShell で絞り込む
直近1日の、このイベントを取り出すコマンドの例です。Get-WinEvent の -FilterHashtable を使います。
Get-WinEvent -FilterHashtable @{ LogName = 'Security'; Id = 4778; StartTime = (Get-Date).AddDays(-1) } |
Select-Object TimeCreated, Id, Messageセキュリティログの読み取りには、管理者権限が必要な場合があります。期間は、AddDays(-1) の数字で変えられます。複数台のログは、各コンピューターで実行するか、ログ収集の仕組みで集めます。
よくある質問
4778 と 4779 は何が違いますか?
4778 は既存のセッションへ再接続したときの記録で、4779 はセッションから切断されたときの記録です。
現在のセッションの一覧は見られますか?
公式資料では、コマンドプロンプトの query session コマンドで、現在のセッションの一覧(SESSIONNAME 列)を確認できるとされています。
あわせて読みたい
- 4779リモートデスクトップ(ターミナルサービス)のセッションの切断や、ユーザーの簡易切り替えで記録される。
- 4624ログオンセッションが作られた記録。「ログオンの種類」で、どの方法でサインインしたかが分かる。
- 4634ログオンセッションが終了して、もう存在しないことを示す記録。4647(ユーザーによるログオフの開始)との違いに注意。
出典・参考
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確認日: 2026-11-01 掲載内容について