イベントID 4798(ユーザーのローカルグループ メンバーシップが列挙された)の見方
イベントID 4798 は、プロセスがコンピューター上で、あるユーザーが属するセキュリティ有効なローカルグループを列挙したときに記録されます。公式資料では、Windows Server 2016・Windows 10 以降が対象です。
どこで確認するか
イベントビューアー →「Windows ログ」→「セキュリティ」で、イベントID 4798 を絞り込みます。必要なサーバーの役割はありません。サブカテゴリは「ユーザー アカウント管理の監査」(Audit User Account Management)です。
見る項目
- Subject の Security ID・Account Name:列挙の操作を要求したアカウント
- User の Security ID・Account Name:グループを列挙された対象のアカウント
- Process Information の Process ID:列挙したプロセスのID(16進数)。4688 の New Process ID と突き合わせられる
- Process Information の Process Name:列挙したプロセスの実行ファイルのフルパス
公式資料が挙げる監視の考え方
- 高い権限のアカウントのグループ列挙を監視したい場合は、Subject の Security ID で絞り込む。
- 決まったプロセス名がある場合は、それ以外の Process Name のイベントを監視する。
- Process Name が標準のフォルダー(System32・Program Files など)にない、または制限したいフォルダー(Temporary Internet Files など)にある場合を監視する。
PowerShell で絞り込む
直近1日の、このイベントを取り出すコマンドの例です。Get-WinEvent の -FilterHashtable を使います。
Get-WinEvent -FilterHashtable @{ LogName = 'Security'; Id = 4798; StartTime = (Get-Date).AddDays(-1) } |
Select-Object TimeCreated, Id, Messageセキュリティログの読み取りには、管理者権限が必要な場合があります。期間は、AddDays(-1) の数字で変えられます。複数台のログは、各コンピューターで実行するか、ログ収集の仕組みで集めます。
よくある質問
4798 が大量に出ます。異常ですか?
公式資料では、プロセスがグループを列挙するたびに記録されるとされています。異常かどうかは、Process Name や Subject を見て判断します。公式資料の例では、管理ツール(mmc.exe)による列挙が記録されています。
あわせて読みたい
- 4688プロセスが起動するたびに記録される。コマンドラインも残すには別の設定が必要。
- 4672管理者相当の権限を持つアカウントがサインインしたときに記録される。通常の管理作業でも出る。
- 4720新しいユーザーアカウントが作られるたびに記録される。作成者と作成されたアカウントを確認する。
出典・参考
- 4798(S) A user's local group membership was enumerated(Microsoft Learn)
- Get-WinEvent(Microsoft Learn)
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確認日: 2026-11-01 掲載内容について